連載:機械協働時代のコンフォートゾーン
コンフォートゾーンを守る時代から、コンフォートゾーンを育てる時代に移り変わっています。
育てるとは、円環を少しずつ広げること。更新が起き続ける状態を維持すること。半径を意図して設計すること。
コンフォートなままでよい。しかし、そのなかに、ほんの少しの非コンフォートを織り込み続ける。小さな円環から少しずつでも外へと広がるように。
機械は現在を滑らかにします。
人間は未来の姿を願い、変化の種を植え付けます。
どの程度の異質さを許容するか。どの半径までをコンフォートに含めるか。
そこに、機械協働時代のデザインの核心があります。
コンフォートゾーンは、守るべき境界ではありません。
時間のなかで広がり続ける関係です。
その広がりを設計すること。それが、デザインの使命になっていくのではないでしょうか。
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