私たちは、コンフォートゾーンから出ないように体験を設計してきました。不快を減らし、摩擦を減らし、違和感を減らす。 しかし、環境のほうが先に動く時代になったとき、その前提は揺らぎ始めます。快適さが自動で保持される世界、つまりコンフォートであることが基本となったとき、デザインの起点はどう置きなおせるのか。 本連載では、ヤン・チップチェイスの概念を手がかりに、「コンフォートなまま、豊かにする」設計原則を探ります。 目次 第1回:はじめに——コンフォートゾーン概念を取り巻く変化 第2回:生成される快適さ 第3回:短期的コンフォートと長期的コンフォート—— 時間軸を導入する 第4回:快適さの倫理 第5回:おわりに——コンフォートゾーンを育てる TwitterFacebookPinterestLinkedin