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beBitという会社で、30〜40人程度のUXデザインチームの統括的なことを数年やってきた。
組織をみていると、のちのちブレることが分かっている発信は一旦とめる、という力が働く。
結果、確定した「正しいこと」を言い続ける、になる。
組織が進むことが大事なことは当然。
推進のブレーキにならない振る舞いを選び、「結論はなんだかまだ分からない」トピックは触れない、あるいはそもそもあまり考える時間を割かない、という判断を無意識にしてきたように思う。
全体の出力が上がることを大事にするなら。
言い方も、癖のある言い方というよりは一般的で丸みを帯びたほうが耳に入りやすい。
変なカロリー消費をしないで済む。誤解をとくとか、それぞれの文脈に合わせて言い直すとか、それは小さい組織でもエネルギーが吸い取られる。
ただ、あまり自覚しなかったのだけど、「正しい」を優先することで、本当は大事にしたかったニュアンスや、自分の生身の言葉の感覚は削られていった感じもする。
一方で、1人で会社をやる、となると。
むしろ、人と違う言い方をしないと誰の目にもとまらない。
一般的で丸みを帯びた言葉は、何も言っていないに等しくなってしまう。
これまでとは全然逆の言葉の選び方、発信の仕方をしないといけないのかなと、結論はちゃんと出ていないけれど、思った。(これくらいの柔らかさでも出してしまおう、という練習)


